空き箱で車を作るシリーズ裏話~第1弾 空き箱車作りを始めたきっかけ~

空き箱車

空き箱で車の作り方も、シリーズ5弾まで達成することができました。

それもこれも、応援してくださる皆様のおかげです。

 

さて、今回は「空き箱で車の作り方」の裏話。

空き箱車作りのきかっけになったお話をするね。

 

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空き箱で車を作るきっかけとなったのは

そもそも、なぜ空き箱で車を作り出したかというと

もともと何かを作る作業というのはとても好きだった私。

ある日、図書館で1冊の工作の本を借りてきたのが始まりでした。

(本のタイトルは忘れてしまったのですが、エコ工作ののりものがたくさんのってました)

 

息子に「かーちゃん、このロールスロイスみたいなやつ作って!」と言われ

不器用ながら本を見ながら頑張って作ることにしたものの

 

ええー!面倒くさい!!

せめて簡単なのにしてよ。

 

と、あまり乗り気ではなかったです。

しかし、息子にキラキラした目でお願いされてしまっては仕方ない。

なんとか作ってやるぞ!と頑張って作ったのが始まりでした。

 

 

その時に息子がめちゃくちゃ喜んでくれ

お気に入りのぬいぐるみを乗せ、それはもう大事に遊んでくれました。

こんなにも喜んでくれるのなら、面倒でも作って良かった!と思ってしまったほどに(笑)

 

単純だけれど、息子がこんなにも喜ぶのならいくらでも作ってやんよ!

と、空き箱の車作りの深みにはまることになりました。

 

初めての車は上手く作れなくて破損

初めて作った空き箱車。

一生懸命作ったとはいえ、へたくそだったのでタイヤが回転しにくかったり

バランスが悪くて傾いていたり、とても脆かったです。

 

ある日、家に甥っ子が遊びに来た時に取り合いになってしまい

タイヤが取れて要修理状態に。。。

 

なんとか修理し、また遊べるようになったものの

ふとした瞬間にポロっと部品が取れてしまうことが多く

主人からは「ポンコツ車」と呼ばれていました。

 

主人の言う通り、本当にポンコツ車だったので

引退をちょくちょく考えたけれど、息子は頑なに捨てようとはしなかったのです。

 

「これは〇〇(息子お気に入りのぬいぐるみ)の車やからいるで!」

「ポンコツでもええよ。好きやから捨てへんで。」

と、大事にしてくれ、引っ越し先にも持ってきました。

 

しかし、引っ越し1か月後思いっきり踏んでしまい

本気で廃車することになってしまいました。

あの時の息子のしょんぼりとした顔は今でも忘れられないです。

 

初めて作った「ポンコツ車」は約8か月で廃車という悲しい結果になりました。

 

息子のこだわりから車作りが加速

息子はとにかく車が好きで、

言葉がでてきた2歳くらいに「トヨタ」「スズキ」など本を見ながらよく言っていました。

 

2歳半には車のロゴを全部覚えてしまうほどにのめり込み

義父に誕生日プレゼントに買ってもらった手押し車を

「アストンマーティンのone77」と呼びホクホクと乗り回していました。

 

特にタイヤ部分が好きで、手ころがしをして夢中になって遊んでいました。

ここで「ん?」と思われた方もいらっしゃるかと思いますが

我が息子はちょっとこだわりが強い一面があります。

(現在、3歳アスペルガー傾向あり)

 

車のタイヤは回るものという意識が強く、

プルバックのおもちゃの車の後輪が回らなくてよく癇癪を起したものです。

 

 

そういうことがあり、空き箱で車を作るうえで最も重要視されたのが

「タイヤがちゃんと回る事」

飾りのタイヤではダメということでした。

 

本を見て、デザインが気に入ったとしても

タイヤが回らなければその時点で却下され、作るものが限られてきました。

 

作りたい車があるのに作れないなんて。。。

とガッカリした記憶があります。

 

その時にふっと思ったのが

「それなら回るようにアレンジしてやったらいいじゃないか」

という事。なんで、こんな簡単なことに気づかなかったんだと笑っちゃいました。

 

タイヤを付ける仕組み、形をどうやって整えているのかを考え

何の箱を使うかで、どう変わってくるかなどを確かめ

試行錯誤しているうちに、息子に満足してもらえる車が作れるようになってきました。

 

おそらく、息子にこだわりがなければ

ここまで考えて作ろうなんて思わなかったし

作っていく中での楽しさもわからなかったと思います。

 

本で見たものを作って、これでいいやーと満足して終わっていたら

「タイヤが回らなくても車に見えたらいいじゃん」とそこで終わっていたら

今、空き箱でいろいろな車を作ることはなかったでしょう。

 

だからこそ、新しい楽しみを教えてくれた息子には感謝しています。

息子のこだわりのおかげで、車作りをさらに楽しめるようになりましたから。

工作の幅も広がってきたように感じています。

 

 

「次はどんな車を作ろうか?」

「〇〇の部分をうまく表現するにはどうしたらいいかな」などを考えていると

空き箱車の奥の深さを知り、面白くて仕方ありません。

 

さいごに

空き箱車作りは、「面白そう」「作ってみたい」と思えたならチャンス!

気持ちが動いたならそれは十分なきっかけ。

ぜひ、1度作ってみてほしいです。

 

 

「だって、面倒くさそうだし。。。」

確かに、面倒くさいと言えば、間違いなく面倒くさいです(笑)

買った方が絶対に早いし綺麗だと言い切れます。

 

 

しかし、手作りだからこその魅力があるのですよ。

 

出来上がりを待つ子どものホクホクとした表情。

出来上がった時の達成感。

「パパ、ママすごーい」と子どものヒーローに。

一緒に作れば、楽しさを共感できます。

 

手先を使うことになりますし、

箱を切ったり貼ったり組み合わせたりしたことにより、新しいものへと変化します。

物が形になるという喜びを伝えられるのです。

 

 

これから、せっかくの夏休み。

どこかへ出かけなくても、子どもとの思い出は家でも作れますよ♪

雨の日は、子どもと一緒に工作を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

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