自閉症スペクトラムと診断された息子の0歳の時の様子~診断を受けるまで~

子どもの発達

4歳になったばかりの息子が、先日「自閉症スペクトラム」であると診断されました。

本日より数回にわたり、診断を受けるまでの記録を書いていきます。

 

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自閉症スペクトラムとは?

発達障害の1つ。

発達障害には他に「学習障害(AD)」「注意欠陥多動性障害(ADHD)」などもあります。

 

前までは発達障害の1つとして「自閉症」と言われていたのですが、2013年から「自閉症スペクトラム(ASD)」という名前に変わっています。

 

名前が変わる前までは「自閉症」は「広凡性発達障害(PDD)」という障害の1部だったのですが、「自閉症」のなかにもいろいろな人がいて、区別するのが難しくなり、今は「自閉症スペクトラム(ASD)」と統一されるようになりました。

 

「アスペルガー症候群」も「広凡性発達障害(PDD)」の一部だったのですが、今はもう使われなくなって「自閉症スペクトラム」と呼ばれるようになっています。

(実は、診断に行ってこの事実を初めて知った;)

 

ちなみに「スペクトラム」というのは連続したものという意味。

自閉症の中でも重い人もいれば軽い人もいて、症状も様々ってことから、スペクトラムと呼ばれています。

 

 

自閉症スペクトラムの特徴としては

・社会的なコミュニケーションが苦手

・強いこだわりがある

他にも、感覚が過敏という事もいわれています。

 

息子の赤ちゃん時代の成長

 

体重 2944g  身長 49cm

38週5日目に生まれました。

黄疸があって1日入院したものの、異常は全くありませんでした。

 

 

首がすわったのは4か月ごろ

寝返りは5か月、1人座りは8か月

ハイハイをしたのが9か月、つかまり立ちは10か月

歩き出したのは1歳1か月

 

体重がなかなか増えず、成長曲線ギリギリだった覚えがあるものの、普通に元気に過ごしていました。

 

赤ちゃん時代の特徴に当てはまらない

 

新生児の頃はミルクの吐き戻しが大変でした。

しっかりゲップをさせてしばらく抱っこをしていてもよく吐き戻しました。

口からだけでなく、鼻からもよく出しました。

 

だけど、甥っ子と比べても良く寝る子でしたし、吐き戻し以外はそんなに手がかかるタイプではなかったんだと思います。

 

目は合うし、笑ってくれました。(この頃は主人が笑わせるのが上手だった)

この時は、発達障害であるなんて全く感じていませんでした。

 

 

だけど、6か月くらいになってから人見知りがすごくなりました。

私と主人以外(実母はギリギリ大丈夫)にはめちゃくちゃ泣いてしまい、人見知りってここまで激しいものなのか?!と思ってしまったほどです。

 

よく発達障害の特徴として

 

・抱っこされるのを嫌がる

・人見知りや後追いをしない

・目線が合わない

・落ち着きがない

・表情が乏しい

 

なんてあげられるけど、息子はあまり当てはまりませんでした。

むしろ抱っこ大好き、人見知りや後追いは激しい。

目線もめっちゃあったし、大人しいとよく言われました。

 

4か月検診のときに保健士さんが「たけのこにょっき」(リズムに合わせて高い高いみたいなもの)という遊びをしていたのですが、他の子は笑ったりリアクションをとっていたのに、息子だけ超真顔でした←

 

たまに感じる違和感

 

赤ちゃん時代の特徴にあまり当てはまらなかったといったけれど

当てはまることもありました。

 

① 逆手バイバイ

自閉症の特徴としてよくあげられる逆手バイバイ。

息子の場合は、完全逆手バイバイではなかったものの、扇ぐような感じのバイバイでした。

義父にバイバイの仕方がちょっと変わってると言われていました。

 

② いつもと違う道を通ると泣く

散歩でいつもと違う道を通ってかえろうとするととにかく泣きました。

周りの人は「まだ帰りたくなくて泣いているんじゃない?」と言っていたのですが、ここまで泣くか?と当時は困惑しました。

(今から思えば、これが疑い始めたきっかけかも)

 

③ 乳を飲ませているときに反りかえってくる

当時気になって調べたときに「発達障害」と関係していると知り気になっていたのが反り返り。

7か月の時に反りかえりが始まり、1か月ほどで反り返らなくなりました。

直接関係があったのかどうかは不明。

 

④ あまり口にものを入れない

赤ちゃんは何でも口に入れると聞いていたけれど、息子はあまり口にものを入れませんでした。

一度洗濯バサミを口に入れていたことはあったくらい。

それ以外はなんでもかんでも口に入れなかったです。

 

タオルやぬいぐるみ、リモコンやしゃもじなどは舐めていたものの、決まったもの以外は口に入れなかったため、口に入れられて困ったという経験がほとんどないです。

医療機関の先生曰く、口の中が過敏なのかも?との事。

言われてみれば確かにそうかもと思う事が多々ありました。

 

⑤ 回るものが好き

じっと見つめているということはなかったのですが、なんでもタイヤにして遊ぶのが好きでした。

ペットボトルやペンなど、なんでも持ち上げて落として転がしていました。

今でもタイヤとハンドルは大好きです。

 

 

。。。と、今から考えると、この時から少し兆候はありましたね。

 

この時は、初めての子どもだし神経質になっているのかもと思っていました。

まわりと同じく「気のせい」「考えすぎ」だろうなと。

 

この後、「考えすぎ?」と「やっぱり。。。」でかなり揺れ動く事となりました。

 

 

まとめ

 

よく発達障害の子は「赤ちゃん時代は手がかからない」と言われていますが、当時は手がかからなくて楽だわ~と思わなかったです。

 

寝ない子ではなかったし、一人遊びも上手。

何でも口に入れて困るという事もなかったので、世間一般的からみるとやっぱり育てやすかったのかもしれません。

 

診断を受けた今だから言えるのですが、1人でものを転がして遊ぶのも、あまり口にものを入れないのも

発達障害の兆候といえば兆候だったと思います。

 

赤ちゃん時代は違和感はそこまで感じなかったけれど、ちょっと繊細な子なんだなとは感じていました。

 

 

自閉症スペクトラムはいろいろなタイプがいるので、特徴がすべて当てはまるというわけでもないです。

上記はあくまで、息子が0歳の時はこんな感じだったという記録です。

 

私が違和感を段々を感じ始めたのが1歳を過ぎてから。

次回は1歳の様子をお伝えします。

 

 

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