歯磨きがめっちゃ嫌いだった息子。
2歳の頃は、毎日歯磨きをするときは大仕事だった。
取り押さえて無理やりやったこともあるけれど、嫌いが加速していく一方。
どうやったら磨かせてくれるんや~!とグッタリ。
そんな、我が家に救世主がやってきた。
それは、「しあげにはみがきもういっかい」という本。
この絵本のおかげで、当時2歳の息子は歯磨きをするようになった。
では、さっそく紹介していくね。
絵本に出会う前は
息子が1歳の頃は、まだ練習用の赤ちゃん歯ブラシを自分で口に入れていたものの、2歳すぎには完全に拒否!
取り押さえて無理やり磨いてみたり、おもちゃで意識を反らせ、ごまかしながら磨いたり、歯磨きがなんでこんなに重労働なんだって思うくらいにグッタリ。
1日の憂鬱イベントの1つであった。
そこに現れた救世主が「しあげにはみがきもういっかい」
どんな感じの歯磨きの絵本なの?
え・さこ ももみ
ぶん・たかてら かよ
発酵所:ひかりのくに
ゆっくとすっくの絵本シリーズ
いろいろな歯磨きの本はあるけれど、この本は「仕上げ磨きをしないと虫歯になってしまう」てところに重点をおいているんだよね。
なので、よくある歯磨きを楽しくやろうよ♪というものや、歯磨きのやり方を教えるというものではない。
仕上げ磨きまでしないとどうなるかを伝える絵本だよ。
全体的な絵本の流れが下記の通り。
・なぜ仕上げ磨きをしないといけないのか
・仕上げ磨きをしないと「むしばいきん」が来てしまう
・「むしばいきん」が来ると虫歯になってしまう
・虫歯になるとどうなる?
・虫歯にならないためには。。。
この流れが子どもにも理解しやすかったようで、息子には効果がばつぐんだった。
なぜ絵本は理解しやすいのか
絵本のすごいところっていうのが、「理解しやすい」というところ。
あれだけ私が「歯磨きしないと虫歯になるで」といっても、歯磨きしたくない!と逃げ回るばかりだった息子。
だけど、絵本だと絵(視覚)と、お話(聴覚)によって想像しやすくなり、理解がしやすい。
たとえばなんだけど、子どもの時に初めて足し算を習った時ってどうだったかな?
「1+2」という問題も、はじめはオハジキを使ったよね。
●+●●だから
●●●となって。。。
●が3つあるから、答えは3だ!
といった感じに、絵があると、視覚からも認識しやすくなるんだよね。
さらに読み聞かせると、視覚と聴覚から捉えることが出来るので
子どもでも想像しやすくなって、理解もしやすくなる。
説明書なんかもそうだけど、文字だけの情報だと伝わりにくいよね。
だけど、写真や図があれば、すっごくわかりやすいよね。
だから、言葉で何度も説明するよりも、絵本を使った方が想像しやすい分、理解も深まる。
数ある歯磨きの本から、この本を選んだ理由
数ある歯磨きの本から、この本を選んだかというと、理由はズバリ「子どもに一番伝わりやすい」と思ったから。
歯磨きをしないと虫歯になるよって本はたくさんある。
歯磨きのやり方をレクチャーするような本もある。
歯磨きは楽しいよって伝える本もある。
だけど、この本は、歯磨きが嫌で逃げるところから始まり、そこからの「仕上げ磨きをしないとどうなるか」までの流れが、とてもスマート。
なぜ?どうして?そのためには?の流れがしっかりしているから、順を追って理解していけるんだよね。
ただ単に、虫歯になったらどうなるかという恐怖心を煽るだけでないところも好感を持てる。
恐怖心から、絵本を読みたがらなくなってしまったら元も子もないよね。
さらに、子ども自身が歯磨きをやらなくちゃと思えるようになるだけでなく
仕上げ磨きもしっかりやらなくちゃという意識を持たせるというのも魅力。
そして、絵柄も可愛い(笑)
私には、これ以上の歯磨きの本は見つけられなかった。
さいごに
この絵本に出会ってから、以前のように押さえつけたりすることはなくなった。
更には、自ら寝転んで口をあけてくれるようになったのだ。
4歳になった今でも、たまに嫌がることはあるけれど、歯磨きをしないままなのは気持ち悪いのか、やっぱり歯磨きするわ」と歯磨きをするようになり、歯磨きが習慣化するようになった。
おかげで、今のところ虫歯は0のまま。
本当に大活躍のアイテムだったよ。
ただ、毎回本を読んでから磨くという流れになってしまい、面倒に感じる時も。。。
歯磨きを子どもが嫌がって困っているなら、絶対に試してみる価値ありだよ。
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