登園拒否にどう対応する?~年少「自閉症スペクトラム」の息子にとった対策~

幼稚園
belajatiraihanfahrizi / Pixabay

 

「幼稚園に行きたくない!」と子どもが登園を拒否。

親としては心配になってしまいますよね。

 

「なんで行きたくないんだろう?」

「幼稚園で楽しめてないのかなぁ?」

「何かつらいことがあるのかも」

 

と、頭の中をグルグルと駆け巡る。。。

今回は、私が「登園拒否」とどう付き合っているかをお話しします。

 

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「登園拒否」が始まったのは

 

息子が登園を嫌がるようになったのはGW明け。

連休明けは、幼稚園に行きたくなくなる子が多いってきいていたので、しばらくすれば落ち着くかなぁって思っていました。

だけど、いっこうに改善する様子はなく「休みたい」「家にいたい」を繰り返すばかり。

 

園からは

「嫌がっても、元気だったら連れてきてください」

「そのうち慣れるので大丈夫です」

と言われていたため、なんとか登園させていたものの、次第に園バスも拒否。

行きだけ送迎することにしたのですが、それでも渋々行くという状態。

 

園では、集団行動に馴染めず、2歳クラスへ乱入するなどのトラブルも起こし始めました。

 

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登園拒否が加速する

 

登園拒否が加速していったのが2学期に入ってから。

 

それまでは、折り紙を持たせたりして、何とかだましだまし登園させていたんだけれど、ある日息子が爆発!

「おトイレしたら幼稚園に行かなあかんから嫌や!」とトイレを拒否。

ブワーっと泣いて暴れてどうしようもなくなってしまいました。

そこで、はじめて「登園拒否」が理由で欠席しました。

 

それからというもの、1週間に1日は休む状態。

「このままずっとこんな状態だったらどうしよう」と焦る気持ち。

でも、「ここまで負担になってまで幼稚園に行くべきなのか?」という疑問。

 

なぜ、幼稚園に通うだけでこんなに大変なんだろうって、いろんな思いがこみ上げてブワーっと泣けてくる時もありました。

とにかく、集団生活に馴染めず、「幼稚園での生活を楽しむ」とは程遠い状態でした。

 

そんななか、幼稚園から追い打ちをかけられるように

「皆と同じレベルに達することが出来ない」

「こんな子は初めてだ」

と言われ、最後には転園を促されてしまうという事態になってしまいました。

 

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登園拒否に自分自身がどう対応したか

 

もういいや、ここまで嫌がるんだったら幼稚園休ませてもいいや。

自分も子どもの頃は幼稚園が嫌でよく仮病を使ってたし。

息子が幼稚園に行きたくないって気持ちもわかるし。。。

 

そんな思いもあったけど、なるべくなら登園できるように持っていきたい。

このままの状態をズルズル続けたくない!ってことで対策を練ることにしました。

 

① 原因を探る

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子どもに直接聞けって事じゃないです(笑)

聞けるなら聞くのが一番確実ですが、無理して聞き出すのは子どもにとって負担になります。

 

それじゃ、どうやって原因なんか探るんだよ!ってことなのですが、まずは先生から園の様子を聞く事から始めした。

次に、家での様子も注意深く見ておきます。

 

先生に連絡帳などを通して伝えられた内容と、子どもの性格、子どもからの話や様子から原因を考えていくとー

 

我が家の場合は、

「子どもが苦手」という息子の特性によるものが主な原因でした。

 

そのほかにも

・着替えが上手くできないから嫌

・上手にご飯を食べられないから給食が嫌

・やりたくない取り組みがある(ホールに大人数が集まるなど)

など、苦手な取り組みが多く「幼稚園に行きたくない」に繋がっていました。

 

見通しがたたないことへの不安感」「感覚過敏」が原因ですね。。。

 

 

② 原因に対してどうアプローチするか考える

 

congerdesign / Pixabay

 

原因の目星がついたら、対策を練ってみようって事でいろいろ取り組みました。

 

 

・着替えが上手に出来ないから嫌だ

 

我が家が一番初めに取り組んだのが、着替え対策。

特に苦戦したのが制服の「ボタン」

 

毎朝、制服からスモックに着替えるために、ボタンをはずしてお着替えしなくちゃいけないのですが、それがもう嫌だと。。。

なので、さっそく「ボタン」の練習を始めました。

 

手先が不器用(特性によるもの)でしたが、今ではボタンも上手になりました。

 

関連記事:年少息子がボタンを克服!~ステップアップボタン練習法~(準備中)

 

・上手にご飯を食べられないから給食が嫌だ

 

今なお苦戦しているのが給食。

上手く食べられないうえに偏食。

さらには、食事に興味がなく集中力がないなど、年長になった今でも苦戦しているところです。

 

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自分で食べる力はついてきたものの、お箸はサポートがないと使えません。

作業訓練のOTの先生にお勧めしていただいたお箸を使って練習中です。

※普通のエジソン箸と違い、正しく持って力をいれないと使いにくい

 

予め給食の配膳を少なくして、自分で食べたぞ!っていう達成感を感じてもらう作戦で今は進めています。

進展があればまた追記いたします。

 

・やりたくない取り組みがある(ホールに大人数が集まるなど)

 

「先に見通しがたたないことへの不安感」が息子にはあります。

なので、前もって「今日は〇〇があるよ」などと知らせておく必要があります。

 

誕生会などのイベントは伝えておいて心の準備をさせておきました。

(嫌がるからと伝えないでいると、当日大惨事になる)

先生の協力も必要です。

どんな取り組みをするのかや、順序の確認など事前に教えて頂きました。

 

・「子どもが苦手」

 

こればっかりは、息子の気持ちの問題なので自然に任せました。

安全地帯(クールダウンをする場所)などを作ってもらって対応。

 

年少の3学期くらいから少しずつ心を開きはじめ、年長になった今はお友達と遊べています。

 

 

③ 登園するまでの順序立てをした(お仕度ボード)

 

おそらく、一番効果があったのがお仕度ボード。

園に行くまでの流れを書きました。

 

(紙に書いた方が、細かに調整しやすい)

 

ホワイトボードを使って作ることも可能。

 

視覚支援+先への見通しがたつことにより準備がスムーズになりました。

クリアしたら花丸をして、「できた!」を感じて自信をつけてもらいます。

 

自閉症児にはお仕度ボードは向かないと一部で言われているようですが、我が家の場合は効果がめちゃくちゃありました。

 

コツとしては、

・親側の要求ばかりにせず、子どもの楽しみも入れる事

・幼稚園に行った結果も添えると更によい(シールを貼るや、帰ってきたら〇〇して遊ぶなど)

 

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結果、登園拒否はどうなったのか

 

5月から始まった登園拒否。

10月までは、不安定で休むことが多かったものの、「お仕度ボード」を取り入れた11月から激変。

出席すべき日はすべて登園という快挙でした。

 

さらに、嬉しいことに園での様子にも変化が表れました。

前まではパニックになることも多くトラブルも多々あったのですが、頻度が減りました。

3学期に入ってからは、友達と遊べるようにまで変化しました。

 

登園を嫌がる日はもちろんあるのですが、以前の登園拒否とはかなり違っています。

登園してから園で楽しめることが増え、着替えなども自分でやろうとすることが増えてきました。

 

まだまだ課題はあるけれど、前までとは比べ物にならない進歩です。

 

登園拒否で悩まれている方へ伝えたいこと

 

Angyalimosoly / Pixabay

 

子どもが登園拒否をすると心配ですよね。

登園拒否に関して、今まで育児日記にいろいろ書いてきて、たくさんの賛否両論の意見を頂きました。

 

私自身「休ませる」「登園させる」の間で、すっごい葛藤があり、そのうえで出席するかどうかの選択をしていました。

 

「こんな事で休ませるの?」「甘やかしすぎじゃない?」って言われることもあれば、逆に「泣くほど嫌なんだから休ませたらいい」「子どものストレスを考えてあげて」って言われることもありました。

そんな周りからの声で、さらに私は迷ってしまったんですね。本当にこれでいいのかって。

 

ほんと「登園拒否」に対してはいろんな意見があります。

でも、自分が子どもの事を考えて出した選択なんだから胸を張って良いと思うんですよ。

 

登園拒否の背景や子どものタイプだってそれぞれ違う。

だから、いろんなやり方があって良いんじゃないかなと。

 

イライラしたり、落ち込んだり、子どもはもちろんのこと、親も辛いんですよね。

たまに不安を煽るような言い方をしてくる人もいるけど、気にしない方が良いです。

 

「登園拒否」って一気に片付く問題じゃない。

波があって、逆戻りすることだってある。

でも、少しずつでも進んでいけたらいいなって思います。

 

たまには弱音も吐いちゃっていいじゃん。

無理せず、1人で抱え込みすぎず、ぼちぼちやっていきましょ♪

 

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