「卒母のススメ」がなぜ叩かれているのか~絶賛子育て中の私が思うこと~

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先日「卒母のススメ」というものの存在を知り

しかも、賛否両論で炎上していると知った。

なぜ叩かれているのか、絶賛子育て中の私が考えてみた。

 

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「卒母のススメ」って何?

卒母ってなんだ?と思ったら「母親を卒業」ということ。

つまり、「卒母のススメ」というのは、子育てを終えた母親のコラム。

 

西原理恵子さんの「毎日かあさん」が完結するときに

「卒母」という言葉が使われたことがきっかけ。

 

しかし、「卒母のススメ」を読んでいると

「母親を卒業」っていうより「子育てを卒業」したが正しいように感じる。

それじゃ、なぜ「卒母のススメ」が叩かれているのか考えてみよう。

「卒母のススメ」が叩かれる理由

「卒母のススメ」の否定的な意見に多いのが

 

・恩着せがましい

・子どもに期待しすぎ

・価値観を子どもに押し付けすぎ

・皮肉じゃなくてただの愚痴じゃねぇか

・自分が子どもだったら親がこんなことを思っていたら傷つく

 

などなど。。。

 

子どもに期待しすぎてるだけじゃん!価値観を押し付けているだけじゃん!!

ただの愚痴じゃねぇか。読んでて不愉快だわ。

なにが「卒母のススメ」だ。

 

というようなまさに「否定的な意見」でしかなかった。

 

 

「卒母のススメ」のざっくりとした内容は、ブロガーさんから知り

また、主人にも「読んでみてよ~」と言われ

あまりにも否定的な意見が多いという噂も気になりさっそく本文を見てみた。

 

読んだ結果、確かに賛否両論出ても仕方ない内容だわと思った。

「子どもが虫歯にならないように仕上げ磨きをしていたのに、今じゃ歯磨きしない男に」

「努力が実を結ばない世界があるって教えてくれた」

なんて書かれていたら、なんなんだ?!って感じちゃうよね。

 

最後の「努力が実を結ばないことを教えてくれた」が余計な一言なんじゃないかと。

だってさ、「あなたのために」って事だよね。

いや、「自分のため」じゃんこれって。

 

歯磨きの話だけでなく、下宿の件も母親が勝手に思い込んでいるといった印象。

息子が自立してしまい(これは喜ぶべきこどなんじゃないの?)

「娘が大学生になったら完全に卒母し~」ってどうよと。

 

息子と娘は別人格だよ。

もしかしたら、娘はまだ助けが必要って感じるかもしれないじゃん。

息子は一人立ちしちゃったし、娘も大学生になったら卒母でいいか~

は、あまりにも適当すぎなんじゃない?と思う。

 

確かに「否定的な意見が出ても仕方ないわ」と感じる。

「面白おかしく」書いているのだろうけど、面白おかしくなんて感じられない。

 

仕上げ磨きの件にしても、下宿の件にしても

最後の投げやり感?のようなものがモヤっとする。

 

「卒母のススメ」が叩かれている理由が段々とわかってきた。

 

「卒母のススメ」は共感できる部分がある

「卒母のススメ」は否定的な意見が多いし、

私自身もモヤっとするような感じがして好印象ではない。

 

しかし、はじめブロガーさんからざっくりとした内容を教えてもらった時に

 

「そんな叩かれるような内容か?」って思った。

 

そう思ったのには理由があり、最後の一文を知らなかったから。

途中まではなんとなく共感できる部分もあった。

 

仕上げ磨きの件だって

 

「子育てに真剣に取り組んできたからこそ思ってしまう事なのかも」

「立派に育てたいって気持ちが強かったからなんだろうな」

 

なんて思っていた。

 

 

それが、実際に本文を読んでみたらどうだと。

 

「努力が実を結ばない世界があるって教えてくれた」

 

それくらいガッカリしてしまったことなんだろう。

けどさ、ガッカリされてしまったと感じた子どもはどうなるんだろう。

 

 

もし、最後の1文が

「いつか自分が親の立場になった時に何か感じてくれるかな?」

というような、先に希望の見えるものなら共感した。

 

子育てにおいて期待しないということは不可能だと思う。

誰だって多かれ少なかれ、こんな風になってほしいなと感じることはあるだろうから。

私だって息子に対して「元気に笑って過ごしてくれると嬉しいな」て思いはある。

 

そのために、親は超がんばる。

少しでも子どもに伝えられられるものがあるといいなって。

 

価値観の押し付けと言われても仕方ない。

恩着せがましいと思われるかもしれない。

期待をしないなんて無理だと思う。

でも、子どものためになるならと親は必死になってがんばっている。

 

私も子どものころは、そんな親の気持ちがうざったく感じることもあったし

放っておいてくれ!と思ったこともあった。

それでも、親が必死になって育ててくれたから今の私がいる。

 

「卒母のススメ」は全く共感できないものではないのだ。

 

まとめ

絶賛子育て中の私が「卒母のススメ」を読んで思ったのは

 

賛否両論で炎上する理由はわかる。

否定的な意見が多いのは、希望の見えない吐き捨てだから。

しかし、必死に子育てをしてきた気持ちが伝わるので、共感できる部分もあった。

 

 

「卒母のススメ」はすごく惜しいコラムと感じた。

だって、子育てを頑張っている人なら共感できる部分もあるのだから。

だから、ただ愚痴を吐き捨てるでなく、子どもに希望をもたせてほしい。

 

 

 

子育てなんて思い通りになるわけないじゃん。

今、息子は3歳だけど、息子には息子なりの考えがあるわけだし

もちろん、私には私の考えがある。

 

自分の子どもとは言え、子どもは子どもだよ。

お互いの気持ちがぶつかり合って成長していくものなんだから

子どもの成長をあたたかく見守りましょ♪

 

ちょっとのきっかけで「もう卒母してやる」なんてもったいない。

子どもが必要としてくれるなら、母親としていつだって迎え入れてあげればいいじゃん。

 

勝手にガッカリして卒母したいなら、どうぞご勝手にって思うけど

子どもが独り立ちして、ここでいう卒母の時期になったとしても

遠くからでも見守ることはできるんじゃないかな。

 

「卒母のススメ」は悲観で終わらず、もっと前を向ける内容であってほしいなと願う。

 

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