「早期教育」や「幼児教育」
家庭によって力を入れていたり、そうでなかったり。
「早期教育」に関心があるわりには、批判的な意見も多くて、まさしく賛否両論だよね。
子どもの将来の事を考えるとやるべき?と迷っている方もいるかな?
今回は、「早期教育」と、子どもの力を伸ばすためにしたいことをお伝えするね。
目次
早期教育とは
実際の年齢よりも、先取った学習をすること。
そして、それは大人(保護者)の意志によって行われるものが多い。
「〇歳までに、ひらがなをおぼえる」
「小学校に入るまでに、足し算が出来るようになる」
「バイリンガルに育てるために、〇歳から英語を始める」
などなど。
早期教育をする前に
そもそも、早期教育ってなんのためにするのかな?
将来、子どもが良い大学に入るためかな?
そして、良い就職先をみるけるためにかな?
そのためには、早いうちから勉強したほうがいいぞって想いがあるからだよね。
でも、一方で、早期教育について批判もたくさん目にするよね。
「幼いうちに詰め込んでも意味がない」
「親のエゴだ!」
「成長とともに差が縮まるから、幼児期は遊ばせたほうがいい」
という意見も目にする。
じゃあ、早期教育って必要なの?って考えちゃうよね。
「早期教育」は悪ではない
先に言っておくと、私は「早期教育」自体には反対していない。
早期教育についての、批判的な意見を耳にするたびに、早期教育自体が悪い事ではないって言いたくなっちゃう。
子どもがやりたいっていうなら、やらせればいいじゃんって思うから。
早期教育のイメージが悪いのは、親が無理やりやらせているイメージが強いからじゃないかな?
確かに、早期教育って、どうしても親が先走りがちな印象を受けるしね。
だから、「早期教育」自体は悪いもんじゃないのに、親だけが勝手に突っ走っているイメージから、批判を集めやすくなっているって感じているよ。
「子どものため」「将来のあなたのため」といいながら、「子どもの気持ちを無視した早期教育」をするのは、私も大反対だからね。
ただ、子どもが興味がある、やりたいって気持ちがあるというなら、「早期教育」はさせてもいいんじゃないかな?
せっかく、興味を持ったらやらせてあげたいからね。
「早期教育」自体を批判するのじゃなくって、
子どもの気持ちを無視した、一方的な押し付けの「早期教育」を批判するべきだよ。
大人のためじゃなくって、本当の意味での子どものための「早期教育」をしてほしい。
教育には工夫が必要
実は、私がお世話になっているブロガーさんが、とある記事を書かれていたのね。
記事を書かれたのは、ワンオペ育児をされているワーママのくーやんさん。
「共働きでワンオペ育児の家庭で育った子の将来」について考えられた記事を書かれているんだけど、その中でのお母さんの取り組みが素敵だなって思ったのね。
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くーやんさんは、記事の中で工夫することが大事だと言われてる。
くーやんさんのお母さんは、日々の生活の中で勉強を取り入れたり、勉強をする姿勢を見せてくれたりしたそう。
この部分が素晴らしいなって感じたのね。
勉強でも遊びでもそうなんだけど、与えて終わりじゃないんだよ。
「教室に通っているから大丈夫」「ドリルをこれだけしているから大丈夫」じゃなくって、教室に通ったり、ドリルをこなしたりして子ども自身がどうなのかに注目してみよう。
無理なく取り組めているのか、イヤイヤやって力になっていないことはないか。。。
嫌になっているときはしっかりとフォローしていきたいよね。
教室に通っていても、家でお勉強するにしても、子どもが無理なく学べるような工夫がいるよね。
早期教育は子どもにとって無理なくできるものが好ましい
「早期教育」は、将来の子どものためにと言われているけれど、「早期教育」自体が子どもにとって負担になって、勉強自体が嫌になってしまったら。。。それこそ本末転倒じゃないかな?
「早期教育」をするなら、親も子も心に余裕がある状態で取り組むのが理想だね。
本当の意味で、子どもの力を伸ばしたいなら
「早期教育」をするためには、何をするべきだって思う?
幼児教室に行くこと?文字を早く書けるようにすること?
それとも、英語ペラペラになること?
「早期教育」=「幼児教室などの習い事」って思っていないかな?
子どもの力を伸ばす方法っていろいろあるよ。
子どもの興味にとことん付き合う
早く字を読めたり、書けたりすると「すごい!」って思われるよね。
実際、私も息子が2歳半で「ひらがな・カタカナ・アルファベット」を読めるようになった時は、周りから「天才か!」って言われたよ。
でも、息子が文字をこんなに早く覚えてしまったのは、「息子が文字に興味を持ったから」に他ならないんだよね。
どこかの教室へ通ったわけでもなく、お風呂にポスターを張っていただけ。
絵本は好きで読み聞かせていたってくらいで、特別な勉強はしていない。
ただ、息子が文字に興味を持った時に、とことん付き合っただけなんだよね。
これはどういうことなんだ?っていうと、好奇心の力だよね。
知りたい→答える→知りたい→答える・・・の繰り返し。
息子が興味を持った者に対して、私がわからないことももちろんあったんだけど、そういう時は図書館にいったりして一緒に調べたんだよね。
子どもからの質問に対して「わからん」「なんでやと思う?(イヤイヤ期の定番の返し)」だけじゃなくって、一緒に考える姿勢を見せることも大事だよね。
わからないことに対して、一緒に調べるを繰り返すうちに、息子は「わからなかったら調べたらいい」と習慣付いたよ。
その結果、車のメーカーのロゴ(国産・輸入)を2歳半で覚え、都道府県を3歳でマスター、その辺の木の名前を覚えたり、家紋を覚えたり。。。いろんな知識が付いたよ。(ブームが過ぎて忘れたものもあるけど)
今ある環境を最大限に活かせ
上のエピソードをいうと、「それは1人っ子だから出来ることだよね」「専業主婦だから出来ること」って言われちゃうこともあったよ。
でもね、これって「一人っ子&専業主婦」っていう環境を活かしただけなんだよね。
兼業で金銭的な余裕があれば、いろんな習い事が出来るよね。
兄弟が多ければ兄弟からの刺激を期待できる。
それぞれの環境ならではの良いところ、やり方があるんだよ。
だから、今ある環境の中で、最大限に出来ることをすればいいんじゃないかな?
・専業だから余裕がなくて、あれこれ習い事は出来ない
・1人っ子だから兄弟の刺激がない
・兼業だから、子どもとの時間があまりとれない
どんな立場でも、それぞれ悩みがあるよね。
だったら、今の立場だからこそできることを見つけてみよう。
結局、早期教育はするべきなの?
考え方次第なんだけど、私の意見としては
「子どもが興味を持てばやってみよう」くらいの余裕がある状態で取り組みたい。
親の一方的な押し付けになる苦しい早期教育には反対。
でも、子どもが興味があってやるのならば大賛成。
勉強=学習じゃなくって、勉強=いろんな経験を積むなんじゃないかな?
なんとなく「早期教育したほうが!」って焦っているのなら、とりあえず落ち着こうよ。
批判意見にもあるように、数年後には文字は書けるようになるし、足し算も出来るから。
お絵かきなんかも、学習ではないかもしれないけれど、書く力は高められるよね。
遊びの中からも、子どもの力を伸ばすポイントはいっぱいあるよ。
子どもの力を伸ばすために、今、自分が出来ることをやっていこう。
子ども自身がやりたいって思えるようにもっていこう。
特別な「早期教育」にこだわる必要なんてないよ。
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